竣工【書院・茶室】
宝泉院 様 日新庵(茶室)移築再生
当社、吉祥院作業所にて 日新庵 仮組の様子
木片組織の調査
日本大学生産工学部 建築材料研究室にて
旧材・新材を走査型電子顕微鏡により組織観察していただき、
古材の組織はしっかりしており、また新旧の木片組織に違いはあまりないとの回答を得た。
旧材・新材を走査型電子顕微鏡により組織観察していただき、
古材の組織はしっかりしており、また新旧の木片組織に違いはあまりないとの回答を得た。
物件名
宝泉院 様
日新庵(茶室)移築再生
日新庵(茶室)移築再生
設 計
中村 利則 and
文化環境建築研究所
一級建築士事務所
文化環境建築研究所
一級建築士事務所
場 所
京都府京都市大原
用 途
書院・茶室
概 要
木造平屋建 移築再生工事
竣 工
2013年06月
手つかずの自然が残る山里・大原の三千院参道を奥に進むと見える宝泉院様。鴨居と敷居、柱をフレームに見立てて観賞する額縁庭園や五葉松、血天井が有名な宝泉院様に、約4年かけて茶室「日新庵」を移築しました。1905年に建てられた茨木市東太田の由緒ある書院と茶室の生けこぼち再生復元です。当時、茶室は裏千家の第13代圓能斎鉄中(えんのうさいてっちゅう)宗室の監修の基、吊るされた銅鑼など裏千家の咄々斎(とつとつさい)を思わせます。